洗濯機クリーニングサービスを利用したときの主な作業手順について!
洗濯機についてしまう汚れは、手の届く範囲や目に見えるところであればキレイに除去できるのですが、多くの汚れの場合がとれない部分であることから、洗濯機はハウスクリーニング業者に依頼して清掃をしてもらったほうが確実に費用対効果は高いということでもあります。
それでは実際にハウスクリーニング業者に洗濯機クリーニングサービスを依頼したときの主な作業手順についてご紹介します!!
目次
洗濯機を分解洗浄したときの主な作業手順について
(1)養生
洗濯槽を取り外すときや洗浄をするときには、汚れが飛び散ることが多いため、必要な部分にはきちんと養生をして汚れを防ぎます。
養生のための道具は、清掃業者が準備してくれるので依頼者が事前に準備しておくものはありません。もしも、洗濯機の周りに作業に邪魔になりそうなものや、汚れたり壊れたりしたら困るものがあるときにはハウスクリーニング業者が作業をする前に場所を移動しておきましょう。
(2)動作確認・分解
洗浄作業を始めるまえには、洗濯機が正常に動作するかを確認します。動作に問題がなければ分解作業に入ります。
分解できる部分はすべて取り外してから清掃をはじめるため、洗濯機のカバーを外したあとは、洗濯槽やプロペラ部分のパルセーター、ごみ取りのフィルターなども取り外しておきます。
(3)洗浄
洗濯機のパーツを分解したあとは、スポンジや高圧洗浄機を使って洗濯槽や、そのほかのパーツをきめ細かく洗浄していきます。
カビを残してしまうと、そこからまたカビが増殖する可能性が高いので、目に見えないような細かな箇所の汚れこそキレイに完璧に落としておく必要があります。
(4)本体のフタや外装などを洗浄
取り外したパーツのほか、取り外しができないようなフタや本体の外装や内装、さらに洗濯パンをキレイに洗浄していきます。洗浄作業が一通り終わったあとは、洗濯機全体とパーツをすべてキレイに乾拭きをして磨きます。水分が残っているとそこからまた汚れが増えるので乾拭き作業は重要な作業です。
(5)組み立て・動作確認・作業完了
乾拭きが完了したあとは、取り外したパーツを全てもう一度組み立てて、もとの姿に戻していきます。組み立てが終わったあとには、正常に動作するかを再確認して、問題がなければクリーニング作業が完了です!!
洗濯機の分解洗浄にかかる所要時間
洗濯機の分解洗浄にかかる所要時間は、メーカーや機種によってちがいますが、「約2時間~4時間」といわれています。
ドラム式洗濯機のような複雑な洗濯機は、半日から1日を清掃作業に要することもあります。
一般的には、洗濯機のパーツを分解したあとに、ご家庭のお風呂場や庭先などの広いスペースを利用して洗浄をしますが、業者によっては洗濯機をまるごと工場に持ち帰って清掃をしてもらうこともあります。
こういったときには、清掃から引き渡しまでに数日かかることもあるため、時間に余裕を持ってハウスクリーニング業者に依頼をするようにしましょう。
分解洗浄と除菌クリーニングの違いとは?
洗濯機クリーニングサービスには、主に2種類あります。
一つが上記でご紹介した「分解洗浄」サービスです。そして、もう一つは「除菌クリーニング」サービスです。
分解洗浄と除菌クリーニングの違いは、「洗濯機を分解してから清掃を行う分解洗浄」に対し、「分解をせずに汚れを落とす」のが除菌クリーニングだということです!
除菌クリーニングでは洗濯槽の汚れをブラシでこすり落としたあとに、専用の洗浄水に汚れたパーツを長時間浸けておくことで、細かな汚れやバイ菌を除去します。
清掃スタッフによる作業時間は約1時間ですが、洗浄水で浸けおきしたあとは自分ですすぎボタンを押して作業が終了というのが主な作業手順です!!