ハウスクリーニングの利用を検討しているご家庭のなかには、「ハウスダスト対策」を目的にしていることも多いのではないでしょうか。
カビやホコリなどの汚れが充満している空間に暮らすということは、最悪の結果、健康被害をもたらすこともあるため非常に危険です。
ちょっとした汚れでも人によっては重度のアレルギーを引き起こす可能性もあるので、定期的にハウスクリーニングを利用して徹底的に部屋の中をキレイにすることが大切です。
今回は、家や部屋のなかに溜まる汚れによる被害、さらには汚れが蓄積しやすいところ、汚れの対処方法などについてご紹介します。
目次
健康被害やアレルギーの原因になる恐い汚れ「ハウスダスト」とは?
アレルギーを発症する原因になる汚れ、それは家や部屋のなかに蔓延る「ハウスダスト」である可能性が高いです。
一口でハウスダストといっても、中にはダニやカビなどの汚れが含まれており、正しく対処しておかないと「アレルギー症状」や「喘息」などを発症してしまう危険性があります。
目に見えるのは同じホコリだとしても、顕微鏡などで確認するとダニの死骸や糞、花粉、ホコリ、カビの胞子、タバコの煙、細菌など、さまざまなハウスダストが存在しているのです。
ハウスダストの種類によって対処方法を変えることも大切ですし、汚れの度合いによってはハウスクリーニング業者に徹底的にハウスクリーニングをしてもらうことが大切です。
ハウスダストが蓄積しやすい箇所
「繊維質のソファー」や「布団」、」「天井」、「家具の上」、「カーテン」、「照明器具」などは、ハウスダストが蓄積しやすい箇所とされています。
ハウスダストの多くは軽量なので、その空間で生活している人の動きに合わせて宙を舞い、ありとあらゆる場所に汚れを飛び散らせて移動します。ハウスダストを放置したままにすると、汚れが広がったり、シミになったりと、簡単な掃除では取り切れないこともあるため気をつけなくてはなりません。
温度・湿度・栄養素がある発生するハウスダスト
「温度」や「湿度」が高く、さらに「栄養素(食べ物のカスなど)」が多い環境に発生しやすいのがハウスダストの一つ「ダニ」です。
ダニの死骸や糞が徐々に増えていくことによりハウスダストを作りだしますし、身体に重度のアレルギー症状などをもたらすことがあるのです。
目には見えないところにダニが繁殖していることも多いので、定期的にハウスクリーニングをすることでダニを排除して、これ以上ダニが増えない空間をキープすることが大切です。
家や部屋に蔓延るハウスダストの「対処方法」
普段のお掃除は上から下が理想的
部屋になかを人が通るだけでハウスダストがあちこちに飛散することから、普段お掃除するときには天井や棚などを「上から下」にかけてキレイにするのが理想です。
汚れが床に落ちている時間帯に掃除するのがベスト
人の行動が活発になるときこそハウスダストが飛び散りやすいといわれていますが、その
一方で就寝時はほとんど動きがないため汚れが下に溜まりやすくなります。
自宅でハウスダスト対策をするときには、ハウスダストが床に溜まっている状態のときに一気にキレイにするのがベストです。
ハウスダスト除去には空気洗浄機も効果的
毎日家の中をお掃除していても、人の出入りがあるため外部からハウスダストが侵入することがあります。そのため、室内に「空気洗浄機」を置いて、空気中に舞い上がったハウスダストを除去することも非常に効果的です。
まとめ
毎日お掃除を続けていてもハウスダストが発生することがあります。
家にかえるとクシャミや鼻水などの症状がでてきてしまうといったときには、ハウスダストが原因である場合があります。
こういったことからも、普段のお掃除では取り切れないような汚れは「ハウスクリーニング」を利用して一掃し、家族をハウスダストによる健康被害から守ることがとても重要なことなのです!