ハウスクリーニングについていろいろと調べていると、けっこうな量の情報がでてくるのですが、そのなかでもよく挙がるのが「家事代行型ハウスクリーニング」と「専門技術型ハウスクリーニング」というワードです。
文字をみるとなんとなくイメージできそうですが、以下でご紹介するように知っているようで知らない違いがあるものです。
そこ今回は、ハウスクリーニングの家事代行型と専門技術型の3つの違いについてご紹介します!
知っているようで知らない「サービス内容」の違い
家事代行型ハウスクリーニングと専門技術型ハウスクリーニングの分かりやすい違いは、その「サービス内容」に関することです。
家事全般の作業を代行する「家事代行型はソフトタイプ」といわれ、専門的な知識や技術が必要になる「専門技術型はハードタイプ」といわれています。
家事代行型ハウスクリーニング
・・・掃除や片付け、買物、料理、洗濯、ペットのお世話、整理整頓などの日常的な「家事」を代行するサービスです。
専門技術型ハウスクリーニング
・・・エアコンや換気扇、カーペットなどについた頑固な汚れや、市販の掃除道具だけでは落とせない汚れに対して専門的なクリーニングテクニックや掃除道具を駆使してキレイに掃除するタイプのハウスクリーニングです。
専門技術型ハウスクリーニングを専門にしている業者のなかには、エアコンクリーニングに強い業者、はたまたフローリングクリーニングに強い業者など、業者によって得意分野がちがって仕上がりにも良し悪しがあるので慎重に選ぶようにしましょう。
知っているようで知らない「クリーニング作業スタッフ」の違い
「家事代行型ハウスクリーニング」は、一般的な大きさの住宅であれば1回のサービスにつき「1名~2名の清掃スタッフ」が担当するのが一般的です。
もちろんオプションサービスを追加するようなときには、作業スタッフの人数を追加することもありますが、一般的には数名での作業になります。
家事代行を担当する清掃スタッフの特徴として、「女性スタッフが中心」といった傾向があります。女性ならではのきめ細かな気配りやサポートで、手際よく清掃をします。
ハウスクリーニング業者によっては、「整理・収納・清掃(3S)コーディーネーター」の資格を所有する女性スタッフが訪問することもあり業者選びをするときのポイントになりそうです。
一方、「専門技術型ハウスクリーニング」は、分解クリーニングが必要になる箇所の清掃や、専門的なお掃除テクニックや特殊な道具を使った作業が多くなることから、清掃スタッフは「2名以上」になるのが一般的です。
水周りの清掃が得意な業者もあれば、電化製品のクリーニングが得意な業者もあるなどさまざまですが、全体的に男性スタッフが中心に作業を担当する傾向にあるようです。
電化製品に詳しい男性が多いことや、重い家具などを移動してクリーニングすることも多いことから、男性スタッフが多く活躍しているようです。
知っているようで知らない「作業にかかる時間」の違い
家事代行型ハウスクリーニングにかかる作業時間は、利用するサービスによっては「1日2時間~9時間以上」とかなりマチマチといったところです。
定期的にハウスクリーニングサービスが利用できる定額プランに申し込んでいれば、設定された所要時間内で家事を代行してもらうことができます。そのほか、業者によっては10分~1時間ほどの区切りで延長(有料)できるサービスもあります。
専門技術型ハウスクリーニングにかかる作業時間は、清掃をする箇所の数によっても異なりますし、たとえばエアコンクリーニングをするときには家庭用、業務用などの違いで所要時間が変わります。
家事代行型ハウスクリーニングとは違って、予定していた所要時間を超過してしまっても延長料金がかかることはありません。ただし、依頼をするまえにクリーニングをしたことでどのくらいキレイになるのか、念のため追加料金の有無についても確認しておくと安心ですね。
まとめ
ハウスクリーニングはどのサービスを選ぶかによって料金が変わりますし、掃除にかかる時間もかわります。今回ご紹介した「家事代行型ハウスクリーニング」と「専門技術型ハウスクリーニング」もサービス内容をはじめ、作業をする清掃スタッフ、そして作業にかかる時間などの違いがあります。
こういった細かいポイントを参考にしながら、ハウスクリーニングを利用する目的やサービスに求める効果などをいろいろと検討していきましょう!