家の床が「フローリング」という人はご存知かと思いますが、毎日マメに掃除しているにも関わらず汚れやキズが増えるって、よく起こる「フローリングあるある」ですよね。
家族全員が行きかうフローリングには、食べ物や飲み物のシミ、それにテーブルやイスの脚を引きずってできたキズ、フローリング材の隙間に入り込んだホコリやゴミなどがどんどん蓄積していくものです。
それに、日が経つにつれてフローリングに塗っていた「ワックスのツヤ」も少しずつ薄れてきて、ピカピカなフローリングを常にキープすることは非常に困難なことなのです。
そういったときに便利なのが、ハウスクリーニングサービスの一つでもある「フローリングのクリーニング」です!!
目次
清掃のプロに任せる「フローリングのクリーニングサービス」とは?
「フローリングのクリーニングサービス」は、ハウスクリーニング業者などが取り扱うサービスの一つです。
その名のとおり、フローリングを専門に洗浄、またはワックス仕上げをすることをいいます。
家庭のお掃除道具だけでは落とせなかった汚れや、フローリングにツヤを蘇らせるためのワックスがけなど、普段のお掃除ではなかなかできない作業をプロの清掃スタッフが代行してくれます。
フローリングクリーニングの作業内容はこんな感じ!
フローリングクリーニングを清掃業者に依頼したときの主に作業内容は以下のとおりです。
作業(1)家具を移動する
・・・部屋の一角に大きな家具があるときには、作業を始めるまえに邪魔にならないところに移動させます。大型家具や電化製品の移動も業者がしてくれるのが一般的です。しかし、家具の大きさによっては別途で費用が発生することもあるので、事前に各業者に問合せをしておくと安心です。
また、自分で動かせるような雑貨や、汚れると困るような備品は事前に移動しておきましょう。
作業(2)掃除機をかけて養生をする
・・・フローリングを洗浄するまえには、目立つホコリやゴミなどは掃除機でキレイに取り除きます。掃除機をかけたあとは汚れが壁などに飛び散らないように、ビニールなどで養生をします。
作業(3)剥離をする
・・・フローリングに、以前のワックスが残っているときには、まずは「剥離(ハクリ)」をして取り除くことから始めます。
古いワックスの膜には汚れが詰まっているため、これをキレイに除去してからでないと新しいワックスを塗っても効果が半減してしまうからです。
ハウスクリーニング業者にお願いすると、専用の剥離剤を使って古いワックスを取り除いてくれます。尚、ワックスがもともとすり減って少ないときには、剥離作業が必要ないことも多いのでこの作業が省略されることもあります。
作業(4)洗浄する
・・・古いワックスを取り除いたあとは、フローリング全体を洗浄します。
フローリング専用の洗剤を使って水拭きと乾拭きをキレイになるまで何度も繰り返します。ここで汚れが残ってしまうと新しいワックスを塗ってもフローリング材に密着せず、キレイに仕上がらないこともあるため、洗浄作業は慎重に行う必要があるのです。
作業(5)乾燥した床にワックスを塗る
・・・洗浄が終わったあとは、フローリング全体をよく乾燥させます。
フローリングが完全に乾燥した状態にワックスを塗ります。ムラがでないように美しく仕上げることは素人では難しいので、ハウスクリーニング業者のような清掃のプロにお願いしたほうが良いでしょう。
作業(6)乾燥させて作業完了
・・・フローリングに塗ったワックスを、完全に乾燥させたら全ての作業が完了します!作業が完了したあとの家具の移動は、清掃スタッフがしてくれることもあれば、有料サービスになることもあるので事前に確認しておきましょう。
まとめ
ハウスクリーニング業者や清掃業者に「フローリングクリーニング」を依頼するタイミングは、ワックスがけも含めたプランであれば「年に一度」、または、汚れがつきやすい家庭では「年に数回ほど」利用するのがおすすめです!
定期的に洗浄だけをお願いするだけでもフローリングに塗ったワックスの効きめは長持ちしますし、清潔でピカピカなフローリングを長くキープするためにも効果的です。