「ビルクリーニング」は、ビル清掃とも呼ばれています。不特定多数の人が利用するビルという建物を対象に、美しさや快適さを保つための清掃をします。
ビルクリーニングサービスを取扱う業者が対象にしている建物のなかには、オフィスビルをはじめ、ショッピングセンター、博物館、映画館、学校、図書館、美術館、駅など、さまざまな建物の清掃代行を請け負っています。
ビルクリーニングの主な清掃箇所について
ビル清掃の作業プランは、お客さまの希望に合わせてオリジナルで作成することが可能です。
ビルが建っている場所や周りの環境、入居者数、大きさ、形状、構造など、ビルそれぞれの特徴に合わせた清掃プランで依頼することができます。
以下は、ビルクリーニングサービスを利用するときの主なサービス内容についてです。
・床洗浄やワックスがけ
・カーペット洗浄や清掃
・窓ガラス清掃
・エレベーターホール清掃
・駐車場清掃
・外壁洗浄
・空調清掃
・天井清掃
・照明器具の清掃
・トレイの清掃
・ビル外回りの清掃
・屋上清掃・・・など
ビルクリーニングを利用したときの主な作業の流れ
ビルの管理会社が清掃業者にビルクリーニングを依頼します。
以下は、ビルクリーニングを利用したときの主な流れについてです。問合せから清掃までの流れは業者によっても異なるので、詳しくは各業者にご相談、お問い合わせください！
① 清掃業者に問合せ見積りを依頼する
② 業者の担当者が現場の調査や確認する
③ 見積完成・相談
④ 打ち合わせ後に正式契約を交わす
⑤ 契約で決まった日時で清掃作業実施する
⑥ 清掃完了
⑦ 必要に応じてアフターサービスを受ける
国家資格を保持するビル清掃スタッフがいる！？
ビルクリーニングを担当する清掃スタッフのなかには、「建築物環境衛生管理技術者」や「清掃作業監督者 」、「ビルクリーニング技士」、「ハウスクリーニング技能士」、「衛生管理者」といった国家資格をもつ人がいます。
国家資格の種類によっては実務経験が２～３年以上といった条件や、合格率が２割以下とされている非常に難しい資格です。
こういった資格は、清掃スタッフがキャリアアップのために取得することが多いようで、ビルクリーニングの実績や経験が豊富で、清掃に関する知識や高い技術を持っている必要があります。
信頼のおける清掃業者にビルクリーニングを頼みたいというときには、このような資格を有した清掃スタッフがいる業者を選ぶことも、とても重要なポイントといえます。
まとめ
多数の利用者が出入りするビルは汚れが溜まりやすいため、定期的に「ビルクリーニング」を依頼しておけば衛生面でも安心できますし、清潔に保たれたビルは利用者からの印象もよく、入居者アップといったプラス効果も期待されます。