一戸建て住宅やアパート・マンションの室内、それにオフィスや飲食店などのハウスクリーニングをするときに、基本プランを利用すると同時に「害虫駆除サービス」を依頼するのがおすすめです!
以下では、健康被害や家の倒壊をもたらす危険性のある害虫を駆除するための「害虫駆除の必要性」や、家に発生しやすい「害虫の種類」、害虫駆除サービスの主な「作業手順」についてご紹介します。
目次
害虫による被害は酷い!害虫駆除の必要性とは?
害虫が走り回る飲食店は敬遠されてしまいますし、害虫が多い物件は高額売却になりにくいなどのマイナスリスクが伴います。
害虫が原因で建物の寿命が短くなる可能性や、空間がとても不衛生になることもあるので、そういったトラブルに発展するまえに「早急な害虫対策が必要」であることを覚えておきましょう。
一度、害虫が発生してしまうと、毎日お掃除をしただけでは対処し切れないので、早めにハウスクリーニングといった専門業者に依頼をして害虫駆除をしてもらいましょう。特殊な薬品や道具を利用することもあるので、清掃プロならではの確かな知識と害虫駆除テクニックが必要になる作業ばかりです。
家や部屋に多く発生する害虫の種類とは?
害虫駆除サービスの対象となる主な害虫の種類は、「ゴキブリ」、「ダニ」、「シロアリ」、「ハエ」、「ハチ」といった害虫です。
害虫の種類によっても駆除方法が異なるので、害虫の生態や発生箇所、使用する薬剤などをよく知る業者に害虫駆除をお願いしましょう。
害虫の種類により発生する原因と発生箇所が異なります。
たとえば、①「ゴキブリ」は外から侵入してくる場合と、室内にある卵がかえった場合に発生します。外から侵入するゴキブリは食べ物のカスや水気の多い所を求めてくるため、キッチン周りに多く発生するようです。
ハウスダストの一つでもある②「ダニ」は、早いうちに対処をしないとアレルギーを発症させたり、喘息の症状を悪化させたりといった悪影響があります。ダニが好む環境は、温度や湿度の高さや、食べ物カスや皮脂などの栄養素が多い場所です。
害虫のなかでも、とくに厄介なのが③「シロアリ」です。シロアリは湿気を多く含む箇所を好む傾向にあります。そのため、床下などの木材を餌にして、素材の腐敗を進めてしまうのです。シロアリ被害が広がると建物の価値や、耐震性を低下させるといった非常事態に発展することもあるため、シロアリ対策は第一優先に対処する必要があります。
害虫駆除サービスの主な作業手順について
①害虫の種類や生態、発生場所を調査する!
害虫駆除サービスをするときには、まず「害虫の生態や発生場所を特定する」必要があります。害虫の種類によって駆除方法が違うことから、専門スタッフによる事前調査は非常に重要な作業なのです。
②調査結果をもとに見積り作成
害虫の種類や生態を調査したあとは、その結果をもとに「作業計画や見積もり」を作成してもらいます。作業内容や範囲によってサービス料金が違ってくるので、不安な点や分からない点があるときには事前によく確認しておきましょう。
③害虫駆除の作業当日
作業当日は、害虫の種類に合わせた駆除や薬剤処理を行います。
害虫の死骸や糞が落ちていると、そこからまた汚れが広がってしまう可能性があるので、 すみずみまでキレイに除去することがポイントです。
害虫を駆除したあとは、害虫が集まりやすい箇所に再発防止対策として「薬剤処理」をします。使用する薬剤の種類や人体や環境に与える影響については、事前に業者に確認をしておきましょう。
④作業完了・アフターサポート
依頼主立ち会いのもと、「作業がきちんと完了しているかを確認」します。
害虫が再発しないように薬剤処理をしていますが、万が一すぐに再発してしまったときには保証期間内に限り、無料で改めて害虫駆除サービスを利用することができます。
アフターサポートや保証期間については、業者によって内容が異なるので事前によく確認しておきましょう。
まとめ
ただ単に軽い汚れであれば毎日のお掃除でキレイにすることができますが、害虫に関しては専門的な知識や駆除テクニックがないと原因を解消することができません。
害虫が発生するもとを特定して、直接そこにアプローチしないとすぐにまた害虫が湧いてしまうのです。
害虫が原因で健康被害を被ったり、家の寿命を損ねてしまったりすることもあるので、ひどくなるまえにハウスクリーニング業者などの専門業者に依頼して害虫駆除をしてもらいましょう!!