居抜き店舗クリーニング(掃除）って何をするの？費用はだれが負担？？

「居抜き」とは、以前のお店が使っていた設備や備品、家具などが、そのままの状態で残っている物件を売買や賃貸することをいいます。

そして「居抜き店舗クリーニング」は、このような居抜き物件を専門にしているハウスクリーニングサービスのことであり、購入者、または賃借者は初期費用を抑えて営業を始められるといったメリットがあります！

以下では、このような居抜き店舗クリーニングをしたときの費用を負担するのはだれなのか、そしてサービスを利用したときのメリットなどについてご紹介します。

 

居抜き店舗クリーニング(掃除）は誰が負担するのか？

居抜き物件は掃除がされていない場合も多いので、購入または賃貸契約を交わして直ぐに営業を始められるわけではありません。

テナントが汚れている場合には、以前のテナントが責任をもって掃除をするということもありますし、物件のオーナーさんが業者に依頼して店舗クリーニングをすることもあります。

しかし中には、汚れが残ったままの状態で引き渡しといったケースもあるので、内見や契約前には必ず店舗クリーニングの有無や、清掃費用はだれが負担するかをよく確認しておく必要があります。

また、その反対に居抜き物件を「売却」しようと考えているときには、「高額売却」を実現させるためには、必ず清潔といえる状態にまで清掃をしておくのがベストです。また、今はまだ売却しないとしても、将来的に居抜き店舗として売却を考えているときも同じで、日常的についてしまう汚れはマメに洗浄をして、キレイな状態をキープし続けることが大切です。

 

 

居抜き店舗クリーニング(掃除）サービスを利用するときのメリット

居抜き店舗クリーニングを清掃業者に依頼することのメリットは、売買の場合でも賃貸の場合でも、どちらもさまざまなメリットがあります。

以下は、居抜き店舗クリーニングを利用したときの主なメリットの例です。

 

【前テナント】高額売却になる可能性が高まる！

居抜き物件を売却する場合は、できるだけ高額価格で売却できれば良いですよね。

居抜き物件の内見にきた人の気になるのは、店内の構造や設備などのほか、「清潔感のあるきれいな店舗であるか否か」です。

自分で掃除をしていても、細かい部分や手の届かない部分は汚れが蓄積していることがあれば、そのような部分を目にした購入希望者から値引き交渉をされてしまうということがあります。

このことからも、居抜き物件を高額で売却するためには、とにかく清潔で良い印象を持たれる店舗づくりをすることが重要だといえるでしょう。

 

【新しいテナント】初期費用を抑えられる！

新しいテナントのオーナーさんにとっては、事前に居抜き店舗クリーニングが施された店舗を購入、賃貸したほうが初期費用を抑えられるといった点では非常に大きなメリットといえるでしょう。

入居前に清掃が不十分だと判断したときには、契約前に「クリーニングの有無」や「クリーングをした場合に費用を負担するのはだれか」という点をよく確認しておきましょう。

場合によっては新しいテナントのオーナー自身が清掃業者に店舗クリーニングを改めて依頼することもありますが、そういったときには汚かった設備を清掃のプロの力で使えるまでに復活してもらえたり、キレイになったことで店の雰囲気が明るくなったりと、さまざまな効果を得ることができるでしょう。

 

 

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まとめ

居抜き物件のクリーニングについては、以前にテナントを利用していた方、これから新しくテナントを利用する方どちらにも関係する内容です。

どの程度まで店舗内をキレイにしてもらうかも大きなポイントですし、だれがクリーニング費用を負担するのかといったことも大事なポイントです。

今回ご紹介したように、店舗クリーニングを利用するとさまざまなメリットを得ることができますので、だれが負担するにせよ効果的にサービスを利用することをおすすめします。