賃貸物件を探すときに知りたい!入居前にハウスクリーニングされるか否か!
賃貸のアパートやマンションを探すときには、インターネット上に掲載されている賃貸物件の情報サイトを参考にしますよね。
でも、日本全国に膨大な物件が存在していることから、どういった基準でどのように選んだらいいのかと分からなくなってしまうことがあるのです。
そこで、これから賃貸物件を探そうと計画している人におすすめなのが「ハウスクリーニング済みの物件を探す」ということなのです。
そこで今回は、賃貸物件を探しでポイントになる「入居前のハウスクリーニング」に着目して、いろいろとご紹介します!
目次
ハウスクリーニングは賃貸物件を探すときのポイントになる!
賃借者の入居、退去の前後には「ハウスクリーニング」、すなわち清掃をするのが一般的です。
しかし、物件によってはハウスクリーニング業者に依頼することもあれば、大家さん自身が清掃をするなど、物件や状況によってその清掃方法が大きく異なるのです。
そのため、物件情報サイトに掲載されていた写真でみたときよりも、実際の物件を見せてもらったときに「思ったよりも部屋が汚い」ということがよくあるのです。
それに、入居時には気づかなかったけど、見えない細かな部分に汚れや損耗箇所があることも珍しくないことから、物件探しをするときには「ハウスクリーニング済みの物件を探している」と不動産会社に話して、そういった物件を中心に探してもらうのも良いでしょう。
なかには、見学した物件で「今後ハウスクリーニングを行う予定がある」、または「賃貸人負担でハウスクリーニングを希望している」と伝えることで、後ほどハウスクリーニングをしてもらえることもあるので遠慮せずに相談してみましょう。
入居前のハウスクリーニングは必須ではない!?
物件探しをするときに「ハウスクリーニング済みの物件か否か」はとても大切なポイントになることをご紹介しましたが、そこで気になるのが「入居前にハウスクリーニングされている」ことは当たり前のことなのか・・・ということです。
こういった疑問を曖昧にしたまま入居を決めてしまうと、ハウスクリーニング関連のトラブルに発展してしまうこともあるので注意が必要です。
さて、入居前にハウスクリーニングが必要かということですが、これは「賃貸人側は、賃借人が入居する前にハウスクリーニングする、といった法律上の義務はない」ということが結論としていえます。
そのため、入居前に交わした賃貸契約書の内容が重要になりますし、「入居前にハウスクリーニングをする」という内容が契約書に書かれているような賃貸物件を選んだほうがいいでしょう。
入居前のハウスクリーニング費用をだれが負担するかも明確にしておく!
入居前のハウスクリーニングをするか否かを事前に確認するほか、だれがそのハウスクリーニング費用を負担するかという点もきちんと明確にしておきましょう。
ハウスクリーニング関連の内容は物件によって異なるため、必ずしも入居前にきれいに掃除をしてもらえるとは限らないからです。
賃貸契約を交わすまえには、大家さんと話しをする機会があるので、こういったときに気になる点や入居前のハウスクリーニング、そして退去時のハウスクリーニングについても詳しく交渉しておきましょう。
ハウスクリーニング済みか否かを確認する方法とは?
借りたい物件が見つかったあとに内見をしますが、そのときに「汚れがない」、「故障箇所はないか」という点を中心によく確認することが大事です。内見のときには、「ハウスクリーニングをしてもらえるのか」、「入居前に部屋をどのくらいキレイにしてもらえるのか」といった点も確認しておきましょう。
契約書にハウスクリーニングについて明記してもらう
入居前までにハウスクリーニングをしてもらう約束であれば、キレイにしてもらいたい箇所をきちんと指摘することが大事ですし、口約束だけでなく「契約書にハウスクリーニングについて明記してもらう」ことも大切です。
契約前と入居前の状態を写真で撮っておく
「契約前と入居する前の状態を写真で撮っておく」で、本当にハウスクリーニングをしてもらえたかを確認することができます。
もし万が一、入居するときになってまだ汚れや破損箇所があるようなときには、その部分の写真を証拠としてみせて、改めてハウスクリーニングをしてもらうように不動産会社や大家さんに交渉するのもいいでしょう。
まとめ
入居前に賃貸人負担でハウスクリーニングをしてもらえるかどうかは、物件によっても異なるので契約前によく確認しておきましょう。契約後に汚れを発見して不動産会社や大家さんにあとから申告しても、賃借人がクリーニング費用を負担する羽目になる可能性もあるため十分注意しましょう。